こういうタイトルの本の著者は大抵イギリス人だと思ってましたが、
こちらの著者はアメリカ人でした。
イギリスで教授もされているので、全くの外れではなかったけど。
著名な人類学者である彼が昨年亡くなられたのは、残念でならない。
第7章までの本文で360ページほどあり、難しい内容であるが、
ユーモアも交えた内容で(時にはダグラス・アダムスの小説を引用しながら)
読む進めることができた。
「クソどうでもいい仕事」をいくつかに分類しているのですが、
その中の「書類穴埋め人」「タスクマスター」というのが印象的であった。
つじつま合わせの書類作成や、人に業務を割り振るだけの、何ら利益に寄与しない仕事。
やりがいを感じず、虚無になってることあるからなぁ…
労働って何なのか、改めて考え直すきっかけになりました。
とりあえず、「もっとがんばって働くべき」とは思わないようになった。
あと「罵らない」ことも大事かな。最近の政治家見てて、嫌になってくる。
いずれにせよ、まだまだ働かないといけない未来に乾杯。