鈴木祥子『ローズピンクのチーク (my mama said, so) 』
4月、大学時代の友人、同い年で結婚した夫婦の一人が亡くなられた。
昨日、残された一人から四十九日法要を終えたと連絡をいただいた。
私には何も出来なかった。
人の生死に関わることに何か出来る力など私に無いことは分かっている。
気の利いた言葉をかけることも出来ず、ただ泣いているだけだった。
ただ私の脳裏には、この曲の歌詞が巡っていた。
世間並みのことができない
世間並みの幸せってなんだろう?
結婚して子供がいて家族に囲まれて暮らすこと――
なのかな?is it true?
世間並みのことがこわくて
世間並みの幸せについて考える
"結婚"はお葬式のときに、となりに居てくれるひとがいること。
My mama said,so...
私の人生観に影響を与えた出来事であることは間違いない。
心置きなく移動できるようになった時、まず墓前に参ろうと思う。